西国四十九薬師霊場会

多禰寺の歴史

【名称】医王山 西蔵院 多禰寺 (いおうざんさいぞういんたねじ) 

【宗派】 真言宗東寺派 【本山】東寺 

【開祖】 麿呂子親王 (聖徳太子の異母弟)

【創建】飛鳥時代 多禰寺は舞鶴の東端、大浦半島海抜300メートルに位置し、1400年前の飛鳥時代に開かれた舞鶴最古の仏教寺院である。舞鶴から小浜にかけて多くの寺院が存在する。若狭仏教文化の西の端が舞鶴の東部であると考えられる。多禰寺以外にも松尾寺、金剛院、観音寺などの古刹が多い。

【本尊】 薬師如来(秘仏)鎌倉時代 舞鶴市指定文化財

【ご利益】 病気平癒 諸願成就 特に眼や耳の病にご利益があるとされる。

【御縁日】 毎月八日 この日にお参りすると特にご利益が大きいといわれる。

【伝承】麻呂子親王が当地の豪族を平定したことが後に大江山の鬼退治の伝説につながったともいわれる。当地には麻呂子親王や聖徳太子に関する伝承が多い。また鬼や地方勢力の反乱・鎮圧の伝承も多い。

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